「脚や腕はスッキリしてきたのに、お腹だけは変わらない…」
そんな経験、ありませんか?
実はお腹だけが痩せにくいのには、ちゃんとした理由があります。
今回はパーソナルトレーナーの視点から、
- お腹だけ痩せない原因
- 改善のための3ステップ
- 家でもできる簡単エクササイズ
以上を、やさしく・わかりやすく解説していきます◎


今日はその原因と、正しい対策を一緒に見ていこう!
1. お腹だけ痩せない4つの主な原因
「全体的には痩せたのに、下っ腹だけポッコリ…」
お腹だけ痩せない最大の理由は、脂肪の性質と使われにくい筋肉にあります。
特に下腹部の皮下脂肪は燃焼スピードが遅く、日常生活でほとんど動員されない筋肉に覆われているため、体重が減っても最後まで残りやすいのです。
では、その背景にはどんな要因があるのでしょうか?
ここでは、初心者でもわかりやすく4つの具体的な理由を解説します。
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💥 内臓脂肪と皮下脂肪の性質
下腹部の皮下脂肪は特に落ちにくく、時間がかかります。
内臓脂肪は運動や食事改善で比較的早く減りますが、皮下脂肪はじっくり取り組む必要があります。 -
🍖 食事バランスと血糖値
高GI食品や早食いは、血糖値を急に上げてしまいます。
すると体は「糖を早く片づけなきゃ!」とインスリン(糖を脂肪に変えるホルモン)を多く分泌し、結果として脂肪をため込みやすくなるんです。
➡ 低GI食品リストはこちら / インスリン解説はこちら
※高GI食品(食後に血糖値が急に上がりやすい食品)/※血糖値(血液中の糖の量)/インスリン(糖を脂肪に変えるホルモン) -
⚽ 運動の順番・種類のミス
筋トレだけで有酸素運動を取り入れない、または順番が逆だと効率が下がります。
脂肪燃焼を狙うなら、筋トレ→有酸素運動の流れがベスト◎ -
🧍 姿勢や筋肉の使い方
骨盤前傾や猫背など姿勢が崩れると、日常生活で腹筋がほとんど使われなくなるんです。
その結果、お腹の筋肉が弱まり、脂肪が残りやすくなります。


でも性質を知れば、落とすための作戦も立てられますよ!
2. 改善のための3ステップ
お腹痩せを成功させるには、「何を」「どんな順番で」やるかがカギ◎
ここでは、初心者でも今日から始められる3つの改善ステップをご紹介します!
脂肪燃焼を効率化するなら、筋トレ後に有酸素運動を組み合わせましょう。
筋トレで成長ホルモンが分泌された状態で有酸素を行うと、体脂肪がエネルギーとして使われやすくなります。
食事はベジファースト(野菜から食べる)を意識し、血糖値の急上昇を防ぎます。
低GI食品(玄米・全粒パン・そばなど)を中心に、たんぱく質もしっかり確保しましょう。
➡ 血糖値(インスリン)と脂肪の関係はこちら
猫背や骨盤前傾は腹筋が使われにくく、お腹に脂肪が残る原因に…。
ドローイン(お腹をへこませて呼吸)やプランクで腹筋を刺激し、骨盤矯正ストレッチで姿勢を整えましょう。

3. お腹痩せにおすすめのエクササイズ例
ジムに行かなくても、お腹まわりを引き締める運動はたくさんあります◎
ここでは、初心者でも始めやすく、効果を感じやすい種目をピックアップしました。
立っていても座っていてもできる、インナーマッスル強化法。
鼻から息を吸ってお腹をふくらませ、口から息を吐きながらお腹をへこませます。
1回10〜20秒を1日数セット◎
うつ伏せで肘とつま先を床につけ、体を一直線にキープ。
30秒から始め、慣れたら60秒〜90秒へ。
腹筋・背筋・体幹をバランスよく鍛えられます。
仰向けで自転車をこぐように脚を動かし、ひじと反対の膝を近づけます。
ひねり動作で腹斜筋(くびれ筋)も刺激できるのがポイント◎
立ったまま、上半身を左右にひねったり前後に曲げたりする動き。
座る時間が長い人や腰が弱い人でも負担少なめで腹筋を刺激できます。


4. まとめ&次の一歩
お腹だけ痩せない原因は、脂肪の性質・食事習慣・運動方法・姿勢など、複数の要因が重なっていることがほとんど。
でも、今日紹介した3つの改善ステップを取り入れれば、少しずつ変化が見えてきます◎
焦らずコツコツ続けることが、リバウンドしないボディメイクの秘訣。
まずはできるところから始めて、自分の生活に合ったやり方を見つけていきましょう!


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