「ランニングやウォーキングを頑張ってるのに、思ったほど体重が減らない…」
そんな経験はありませんか? 有酸素運動は脂肪燃焼に効果的ですが、それだけでは筋肉量が減って基礎代謝も落ちやすいという落とし穴があります。
ダイエット成功のカギは、有酸素+筋トレの組み合わせ。この記事では、筋トレが必要な理由と効果的な運動の組み合わせ方を解説します。


そうなると代謝が下がって、痩せにくい体になっちゃうんだよ。」
1.有酸素運動のメリットと限界
有酸素運動は、脂肪燃焼や健康維持にとても有効な方法です。
ウォーキング・ジョギング・サイクリングなど、息が弾む程度の運動を一定時間続けることで、体内のエネルギーとして脂肪が使われやすくなるのが大きな魅力です。
有酸素運動の主なメリット
- 脂肪燃焼効果:
低〜中強度の運動を継続することで、体脂肪がエネルギー源として使われる - 心肺機能の向上:
心臓や肺の働きが強化され、持久力アップにもつながる - ストレス軽減:
適度な有酸素運動は、幸せホルモン「セロトニン」の分泌を促す
有酸素運動の限界
しかし、有酸素運動だけでダイエットを進める場合、次のような弱点があります。
- 筋肉量が減りやすい:
長時間の有酸素運動は筋肉の分解も進めやすく、基礎代謝が低下する原因になる - 見た目の変化が乏しい:
脂肪は減っても筋肉がつかないため、ボディラインが引き締まりにくい - 消費カロリーが限定的:
その時の運動で消費するカロリーは思ったより少なく、リバウンドのリスクも高い
つまり、有酸素運動だけに頼ると「体重は落ちても代謝が下がる」という状態に陥りやすく、長期的なダイエット成功には不向きです。
ここで重要になるのが、筋トレの組み合わせです。
2. 筋トレがダイエット成功に欠かせない3つの理由
筋トレは「体を引き締めるための運動」というイメージが強いですが、実は痩せやすい体質をつくる“土台”としても非常に重要です。
特に以下の3つの理由から、ダイエットの成果を長期的に維持するために欠かせません。
- 基礎代謝を上げ、消費カロリーを増やす(筋肉は代謝の要)
- リバウンドを防ぐ(筋肉が減ると太りやすくなる)
- 見た目の変化を加速(同じ体重でもシルエットが変わる)


筋トレは“痩せやすい体”を守るための保険なんだよ。
筋トレは毎日やらなくてもOK。
週2〜3回、全身をまんべんなく鍛えることで十分効果が出ます。
自重トレ(スクワット・腕立て・プランク)でも代謝アップは可能です。
ここからは「さらに詳しく解説」モード
ここまでの内容を意識するだけでもOKです。
なぜ筋トレがダイエットを成功させるのか・効率を上げるコツを詳しく知りたい人はこの先をどうぞ。
時間がない人は次のセクションへスキップしても大丈夫。
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効果の仕組みをサクッと解説
- 基礎代謝アップ:
筋肉1kgあたりの消費カロリーは少ないですが、全身で増やすと一日の消費量が底上げされます。 - リバウンド防止:
筋肉が減ると消費カロリーが下がり、同じ食事でも太りやすくなります。 - 姿勢・見た目改善:
筋肉がつくことで引き締まったシルエットになり、同じ体重でも「痩せた印象」を与えられます。
週3回の筋トレを3か月継続すると、基礎代謝が1日あたり約50〜100kcalアップすることも。
1年で脂肪1〜3kg分の消費差になります(※食事と合わせた場合)。
筋トレ効果を最大化する“これだけセット”
- 大筋群(脚・背中・胸)を優先的に鍛える
- セット間は60〜90秒休憩で代謝維持
- 筋トレ後はたんぱく質+炭水化物を補給(例:低GI食品+高たんぱく食品)

やる気出てきた!

無理せず続けよう。
3.有酸素と筋トレの効果的な組み合わせ方
ダイエット効果を最大化するには、筋トレ→有酸素の順番と、適切な頻度・時間配分がカギ。
誤った順序ややり過ぎは筋肉の消耗や代謝低下につながるため、ここで“正解の型”を押さえておきましょう。


筋トレで糖を使った後に有酸素を行うと、脂肪が使われやすい状態になるよ。
- 順番:筋トレ(全身)→有酸素20〜30分(ウォーキング/バイク)
- 頻度:筋トレ週2〜3回+有酸素週2〜3回(同日併用OK/同部位は48h空ける)
- 栄養:トレ後はたんぱく質+低GI炭水化物で回復と代謝維持を両立(食材は低GI食品リストを参照)
ここからは「さらに詳しく解説」モード
上の3つだけ守ればOKです。
なぜ順番が大事なのか・週の組み立て方を深掘りしたい人はこの先をどうぞ。
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なぜ「筋トレ→有酸素」が効く?
- 糖→脂肪のスイッチ:
筋トレで主に糖を消費→その直後の有酸素で脂肪が使われやすい。 - EPOC(アフターバーン):
筋トレ後の回復で消費がやや高止まり。運動していない時間にも差がつく。 - 血糖値の安定:
トレ後の栄養は低GI+たんぱく質を意識して、脂肪合成スイッチの暴走を防ぐ(参考:低GI食品リスト)。
理想的な1週間テンプレ(例)
- 月:筋トレ(全身サーキット20分)→有酸素20分
- 火:休養 or ウォーキング30分
- 水:筋トレ(下半身中心20分)→有酸素20分
- 金:筋トレ(上半身中心20分)→軽い有酸素15分
- 日:ロング有酸素30〜45分(歩きorバイク)
※「週2回の筋トレ+日常の歩数増」の最小セットでもOK(忙しい人向け)
ありがちな失敗 → 解決のコツ
- 時間が足りない:
筋トレ3種目(スクワット/腕立て/ヒップリフト)だけ実施→余裕があれば有酸素15〜20分を追加。 - 息が上がってフォーム崩壊:
負荷を下げて呼吸を整える。回数は「あと2〜3回で限界」を目安に。 - 空腹でバテる:
トレ前は少量の炭水化物、後はたんぱく質+低GIで回復重視(血糖・インスリンの基礎は血糖値とは?/インスリンとダイエット)。


まずは週2回からで十分だよ。
4.自宅でできる初心者向け筋トレメニュー
筋トレはジムだけのものではありません。
自宅でも短時間&器具なしで効果的なトレーニングが可能です。
ここでは、初心者でも取り組みやすいメニューを「器具なし」と「器具あり」に分けて紹介します。
1. 器具なしメニュー(場所を選ばずできる)
- スクワット:
下半身全体と体幹を同時に鍛える王道種目。 - プランク:
お腹周りや背中、体幹を引き締める。 - ヒップリフト:
お尻と裏ももを引き締め、腰痛予防にも◎ - 腕立て伏せ(膝つきOK):
胸・肩・二の腕に効果的。


正しいフォームと継続が大事なんだ。
2. 器具ありメニュー(負荷を上げて効果UP)
- ダンベルスクワット:
太もも・お尻・体幹に効果大。 - チューブローイング:
背中を引き締め姿勢改善。 - ダンベルカール:
二の腕の引き締め。 - チューブサイドレイズ:
肩のラインを整える。
自宅トレの質を上げたい人は、ダンベルやトレーニングチューブを1つ持っておくと便利。
特に可変式ダンベルは重さ調整が簡単で、全身を効率的に鍛えられます。
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最初は器具なし→慣れたら少しずつ負荷を上げていこう。
5.今日から変わる!筋トレで理想の自分へ
筋トレは、ダイエット成功に欠かせない基礎代謝アップ・筋肉量維持・リバウンド防止など多くのメリットがあります。
ポイントは「有酸素運動との組み合わせ」と「自分に合った負荷」で無理なく継続すること。


- 週2〜3回の筋トレを習慣化
- 有酸素運動と組み合わせて脂肪燃焼効果UP
- たんぱく質をしっかり摂って筋肉を守る
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